ゴルフの上達にはコースでの実践だけでなく、打ちっぱなし練習場での反復練習が欠かせません。
しかしただ球数をこなすだけでは効果は限定的で、正しい意識と目的を持った練習が必要です。
打ちっぱなしでまず大切なのは、「目的を持って一球一球を打つ」姿勢です。
たとえば飛距離を伸ばすことが目的であれば、フォームの安定性やミート率を高めることを意識する必要があり狙った方向へ真っすぐ打つことに集中することでスイング全体の精度が向上します。
ゴルフの打ちっぱなしでは、クラブごとの距離感を把握する絶好の機会でもあります。
番手を変えながらどのクラブでどれくらいの飛距離が出るかを記録しておくことで、コースマネジメントにも役立つ情報が得られます。
スイングの安定性を向上させたい場合はまずは7番アイアンなど扱いやすいクラブから始めて、同じスイングリズムを維持することを目指しましょう。
アドレスやグリップなど基本動作を常に確認することも、打ちっぱなし練習の大きな目的です。
無意識に崩れてしまいやすい姿勢や手の位置を毎回丁寧に見直すことで、ミスショットの原因を減らすことができます。