ゴルフをしていると、親指に痛みを感じるケースは少なくありません。
特にスイングを繰り返す中で痛みが慢性化すると思うようにプレーができなくなり、ゴルフ自体を楽しめなくなることもあります。
この親指の痛みの主な原因のひとつが、グリップの握り方にあるのです。
力の入り過ぎや不自然な角度で親指を使っていると関節や腱に負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。
特に利き手側の親指に違和感や痛みを感じる場合、クラブの握り方を見直す必要があるのです。
適切なグリップ調整術では、まずクラブを強く握りすぎないことが基本です。
スイング時にクラブをコントロールしようと無意識に力を入れてしまいがちですが、親指の付け根に過度な圧力がかかると痛みの原因になります。
ややリラックスした握りを意識し、親指の位置がグリップの中央に自然と乗るように調整しましょう。
グリップそのものの太さや素材が合っていないことも痛みを引き起こす一因です。
手の大きさや握力に合ったグリップを選ぶことで余分な力を使わずにスイングができ、親指への負担を軽減できます。