ゴルフで使われる「スプーンとは」クラブの種類のひとつで、一般的には3番ウッドを指す言葉で使われています。
スプーンという名称はクラブの形状に由来しており昔の木製クラブの時代にフェース面がやや丸みを帯び、スプーンのように湾曲していたことからこの名が付いたと言われていると言えるでしょう。
現在のゴルフクラブは金属製が主流となり「スプーンとは」という表現自体はあまり聞かれなくなりましたが、年配のゴルファーやゴルフ書籍などでは今もなお使われることがあります。
スプーンとはティーショットでもセカンドショットでも使える汎用性の高いクラブであり、フェアウェイからの飛距離を稼ぐ場面で力を発揮します。
ロフト角は15度前後で1番ウッド(ドライバー)ほど飛ばないものの、コントロール性に優れているため方向性を重視したいときに重宝されます。
初心者にとってはドライバーよりもやや短く扱いやすい長さと、球が上がりやすいフェース設計が特徴でフェアウェイウッドの入門でも適しています。
ただしスプーンはシャフトが比較的長く、芯を外すとミスになりやいため練習を重ねて安定したスイングを身につける必要があります。