クラブヘッドのフェースの傾きの角度を指し、ボールを打つときの打ち出し角度や飛距離に影響するのがゴルフのロフトです。
ロフトとは角度が大きいほどフェースはより立ち気味になるもので、打ち出し角が高くなるように調整できます。
逆にロフト角が小さいとフェースは寝ている状態になり、低くて長い弾道が出やすくなります。
ドライバーやウッドやアイアンなどのクラブごとに異なり、各クラブの設計目的に応じて数値が設定されているのが特徴です。
ドライバーのロフトとは一般的に、ロフト角が少なく長距離を狙うため約8度から12度程度ですが、アイアンは角度が大きくなります。
7番アイアンで約34度となり、7番アイアンよりも数字が大きくなるほどロフトが増えて、より高い弾道とコントロール性を追求するのも特徴の一つです。
ゴルフのロフトの調整は、プレイヤーのスイングやプレイスタイルに合わせて行われることもあり、クラブの性能を最大限に引き出すために重要な要素です。
クラブの飛距離や打ち出し角やスピン量に直結しており、適切な角度を選ぶことで安定したショットや目的に合った弾道を実現できます。